乙女坂—名古屋南貨物間で運転されている石灰石輸送列車，通称「赤ホキ」において，西濃鉄道線内（美濃赤坂—乙女坂間）でプッシュプルによる試験運転が実施されています．
　通常，同列車は西濃鉄道所有のDD40 2，DD40 3またはDE10 501が単機でけん引していますが，前後に機関車を連結したプッシュプル形態で，通常の列車（定期・臨時貨物）において試験が行なわれました．2015（平成27）年5月16日（土）は乙女坂方にDD40 2，美濃赤坂方にDE10 501を連結して運転され，美濃赤坂駅での構内入換えでは，両機が重連単機で走る姿も見られました．プッシュプルとすることで石灰石の積載作業を行なう乙女坂駅での機回しが省略できることから，その関係の試験運転と思われます．