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西日本鉄道313形がラストラン

西日本鉄道313形がラストラン

2015(平成27)年1月24日(土),西日本鉄道貝塚線にて313形315編成(315+365)のラストラン運行が行なわれました.最終日は限定の特製ヘッドマークを掲出した状態で貝塚—西鉄新宮間を3往復し,鉄道ファンのほか多くの沿線住民に見送られ有終の美を飾りました.
 313形は1952(昭和27)年製造で車齢62年を数え,大手私鉄では現役最古を誇る車両であり,今回の引退を前に2014(平成26)年5月からはベージュとマルーンの旧塗装に復元され,同年12月13日からは特製ヘッドマークを掲出して運行されていました.なお,同車の最後の営業列車の貝塚駅到着後には記念セレモニーが実施され,引退する313形から後継車両となる600形614編成(614+664)へのハンドル継承式,ヘッドマーク返還式,運転士への花束贈呈などが行なわれました.
 ちなみに,600形614編成は313形離脱にともない天神大牟田線の救援車900形901+902(もと600形614+664)を再び営業列車として復帰させたものです.600形614編成は2003(平成15)年に営業列車から救援車に改造されましたが,今回再び営業列車として復帰したことで注目を集めています.600形614編成はセレモニー後,特製のヘッドマークを掲出して運行されています.

写真:西鉄香椎にて 2015-1-24
投稿:川内 湧登

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