JR九州は,筑豊本線若松—折尾間に架線式蓄電池電車を導入すると発表した.
同社では,これまで非電化区間を走行する気動車に替わる次世代の車両として蓄電池で駆動する車両の開発に取り組んできたが,今回,実用化に向け,量産車両の製作に着手する.
2016(平成28)年秋から筑豊本線若松—折尾間に大容量蓄電池を搭載した架線式蓄電池電車7編成14両を順次導入する予定.同社としては初めての営業線への導入となり,交流電化区間で充電する蓄電池電車では日本で初めてとなる.
写真:817系改造試作車の走行試験風景(JR九州のニュースリリースから)