2014(平成26)年7月1日(火)八戸臨海鉄道(以下,八臨)17列車にDD56 4が充当されました.
同機は3月に製造元である,北陸重機工業(以下,北重)から陸送で八臨入りし,現地にて組み立て,4月30日(水),5月18日(日)に単機で八臨本線,八戸貨物—北沼間で試運転を実施し,八臨,北重両関係者が乗り込み,エンジン,足回りなどの確認,調整が行なわれていました.
今回の新製は3号機以来ですが,ハイブリッドシステムなどは搭載せず,従来のディーゼルエンジン(2基)装備のセンターキャブ形となっており,運転席は1エンド公式側1運転台,降雪仕様でスノープラウ装備,3号機までなかった旋回窓が中央窓に装備されています.車体は従来機と同様の塗装ですが,丸みがなくなり,全長は約1m長く感じられます.
この4号機が加わった事により,DD56が3機,DD16が1機の4機態勢となると思われますが,予備機のDD16は2012(平成24)年9月15日の運用を最後に本線運用に入っておらず,最近は庫から出てアイドリングをしているにとどまっていて,今後の動きが注目されます.
写真:北沼—八戸貨物間にて 2014-7-1
投稿:関川 毅