2014(平成26)年5月23日(金),西日本鉄道では,貝塚線開業90周年記念行事の一環として,313形(315号+365号)を37年ぶりにベージュとマルーンの旧塗装に戻して,営業運転を開始しました.
当日10時20分から貝塚駅にて出発式が開催され,関係者によるテープカットや運転士への花束贈呈などが行なわれ,10時47分の西鉄新宮行きとして発車しました.ICカード「nimoca」のキャラクター「フェレット」,香椎花園シルバニアガーデンの「ビートくん」,シルバニアファミリーの「はなぞのウサギ」も応援にかけつけ,式典に花を添えました.
1952(昭和27)年,日本で最初のモノコック構造の鉄道車両として誕生して,その後の鉄道車両の先駆となって,注目された,313形ですが,2015(平成27)年1月24日(土)まで運転されて,廃車される予定です.
写真:三苫—西鉄新宮間にて 2014-5-23
投稿:白土 洋次