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交通科学博物館が閉館

交通科学博物館が閉館

大阪環状線の開通記念事業の一環として,1962(昭和37)年1月に,大阪環状線弁天町駅高架下の隣接地に開設された交通科学博物館が,2014(平成26)年4月6日(日)に,52年の歴史に幕を下ろし,閉館しました.
 最終営業日となったこの日は,閉館セレモニーのほか,山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」ステージ,JR西日本吹奏楽団による演奏会などが行なわれ,多くのファンが別れを惜しんでいました.
 閉館を惜しむファンがオープン前から詰めかけ,開館時には約250人が列を作り,開館時間が通常より約35分早い9時25分となったほか,閉館時間も通常の17時30分から,39分延長され,18時9分に閉館となりました.
 最終日の来館者数は1万43人と,国鉄分割民営化以降,最多だったようです.
 なお,交通科学博物館の施設跡地は,隣接する弁天町駅との一体で整備が検討されています.また,同館に展示されていた車両や収蔵資料は,2016(平成28)年春開業予定の,「京都鉄道博物館」に移設される予定です.

写真:交通科学博物館にて 2014-4-6
投稿:井上 遼一

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