JR東海は,東海道新幹線の最高速度を285km/hに引き上げるため,最高速度の向上に関する事業基本計画変更の認可申請を国土交通省へ行なったと発表した.
285km/h運転が行なわれるのは,N700系改造車と「N700A」で,2015(平成27)年春からおおよそ毎時1本の285km/h運転を目指し,車両更新と改造工事の進展にあわせて段階的に拡大する計画.東海道新幹線の最高速度向上は1992(平成4)年の“のぞみ”運転開始以来,23年ぶりとなる.
写真:東海道新幹線で285km/h運転を行なう予定のN700系1000番台「N700A」 JR東海・浜松工場にて 2012-8-21 (編集部撮影 取材協力:JR東海)