2015(平成27)年春の開業が予定されている北陸新幹線長野—金沢間のうち,長野—黒部宇奈月温泉間の建設工事が完了し,2013(平成25)年12月2日(月)から設備の確認を目的とした走行試験が始まりました.
2日は新幹線総合車両センター所属のE926形S51編成「East i」を使用し,未明に長野を出発し,最高速度30km/hのゆっくりとした速度で検測を行ない,夕方に黒部宇奈月温泉へ到着する行程で走行しました.この間,必要に応じて本線上での停止や,複数の線路を持つ上越妙高駅では入換作業も行ない念入りな検測が行なわれました.
なお,飯山から黒部宇奈月温泉までの新規開業駅では,沿線の自治体が主催する歓迎のイベントが行なわれました.
写真:上越妙高—糸魚川間にて 2013-12-2
投稿:清水 龍太郎