京阪電鉄では,2013(平成25)年3月16日(土)に,淀駅立体交差化事業の進ちょくにともなうダイヤ改正が実施されました.
今回の改正では,淀駅1番線の本格供用開始にともなう大阪方面からの淀行き営業列車の増発,昼間時間帯の急行・準急・普通の運転パターンの見直しなどが行なわれました.
また,今回の改正で,平日の朝ラッシュ時に設定されていた通勤快急「おりひめ」と深夜に設定されていた快速急行「ひこぼし」が廃止となりました.
同列車は2003(平成15)年9月8日のダイヤ改正で登場(2008年の中之島線開業まで「おりひめ」はK特急,「ひこぼし」は準急)した,交野線と大阪市内を直通する列車でしたが,近年の改正で徐々に本数を減らしてきており,ついに全廃を迎えることとなりました.「おりひめ」と「ひこぼし」の廃止と同時に,京阪線から5両編成の列車がすべて無くなるため,5連を組成する2600系の今後の処遇が注目されます.
なお,改正前日となる3月15日(金)の「おりひめ」・「ひこぼし」最終便には2628編成(写真)が充当されました.
写真:交野市—河内森間にて 2013-3-15
投稿:中川原 誠大