京阪電気鉄道は,新形車両13000系を導入すると発表した.
2008(平成20)年に導入した3000系車両全体の基本デザインコンセプト「風流の今様」を継承する.エクステリアデザインでは,「風流の今様」を具現化するモチーフとしての「スラッシュ・ムーン」と呼ぶ円弧形状に加え,コーナーにエッジをもたせた「ウェッジシェイプ」というテーマを導入し,通勤車らしい軽快感を演出する.インテリアデザインでは,外観との調和も考慮して,萌黄色を座席やつり手に使用するほか,サブカラーには墨,アクセントカラーとして橙を採用し,京都のテイストを感じさせつつもモダンな,これまでの通勤車両にない大胆なデザインとする.
13000系は4連5本が導入され,2012(平成24)年春から宇治線を中心に順次営業運転を開始し,2600系20両を置き換える予定.
▲京阪13000系イメージパース(京阪電気鉄道提供)
記事:編集部