京阪電気鉄道 大津線1

路面電車を運行している鉄道会社ごとに,およそ40年前の情景とその後の変化,そして最新状況を紹介している連載企画.今回と次回は大手私鉄の一つ,京阪の大津線を取り上げます.大津線は,京津線と石山坂本線からなる路線で,今では京都市交通局の地下鉄東西線と相互直通運転を行なっていますが,三条駅がまだ地上にあったころは同駅を起点としていました.京津線と石山坂本線のそれぞれの生い立ちと,筆者の寺田裕一さんが初めて同線を訪問した1979年8月当時の車両陣容を振り返るとともに,京津線の各駅停車用として1961年に登場した80形など,個性豊かな大津線の在籍車両を解説します.

このページを
シェアする
鉄道ファン2024年11月号表紙

『鉄道ファン』2024年11月号電子版

※電子版には一部収録されないページがあります.収録内容は各電子書店でご確認ください.
※販売開始日時は各サイトによって異なります.
※対応端末は,電子書店によって異なります.詳しくは,各電子書店でご確認ください.