総括「京成の赤電」 3150形 誕生〜終幕編

京成電鉄の「赤電」こと,初代3000形に続く3300形までの各形式について,これらに造詣の深い稲葉克彦さんが詳しく解説する連載で,今回はその4回目として,3150形を取り上げます.
 3150形は,これまでの「赤電」と同様,時を刻むにつれ,車両の各所が改造されましたが,活躍の時期によって変化していったさまざまな姿を,写真でご覧いただくこともできます.更新修繕工事が施行されたモハ3167の一風変わった姿も注目に値します.3150形は,後年,他社へのリース,返却が繰り返されたわけですが,これについても明快に説明されており,これまでと同様,資料的価値の高い一編です.

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