鉄道ファン2025年1月号(通巻765号)
『鉄道ファン』2025年1月号
2024年11月21日発売
特別定価1400円(税込)

鉄道アーカイブシリーズ 羽越本線/奥羽本線の車両たち

羽越本線/奥羽本線の車両たち

1990年代から現在に至るまでに活躍した国鉄形車両を中心に,一部,JRの近年の新形車両なども含めたかたちで,さまざまな車両の足跡を,路線や形式ごとにその走行の光景で紹介するシリーズです.今回は,羽越本線の酒田—秋田間を走行した車両として,485系,24系客車など,さらに,奥羽本線秋田—青森間を走行した車両として,485系,583系,24系客車,キハ40系,E751系,701系などが登場します.
 羽越本線における映像では,485系は,新潟色(上沼垂色)をまとった車両を中心として,特急"いなほ"が走行する光景が紹介されているほか,リニューアル改造を施した3000番台,クハ481形1500番台を組み込んだ編成で国鉄特急色に戻された,T18編成の走行も収録されています.24系客車は,定期運転が廃止となる前における寝台特急"あけぼの" の編成の映像が中心になっています.
 いっぽう,奥羽本線における映像では,485系は秋田車両センターに所属していた編成による特急"かもしか"について,通常期の3両編成や繁忙期の6両編成ともに収録されています.583系は,秋田車両センターの車両で繁忙期に運転された臨時列車,特急"かもしか"の代走運用など,9連だったころの姿から現在の6連の姿まで,さまざまな走行の光景が収録されています.奥羽本線における24系客車に映像は,定期運転が廃止となる前の寝台特急"あけぼの"の編成だけでなく,平成25年以降臨時列車として運転された編成の走行も収録されています.そして,キハ40系は,秋田車両センターに所属しているキハ40形とキハ48形,「リゾートしらかみ」編成の走行の光景も収録されています.一部で古い映像素材を編集したものとなっているため,見苦しい点があります.また,一部車両の走行音以外の雑音を消しているため,その個所に音声がない場合があります.JR東日本商品化許諾済.

収録時間約65分
発売アネック
価格3619円+税
発売日2015年4月24日
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