昭和38年から東武鉄道東上線の主力車両として活躍してきた同社の8000系も，去る1月17日，「ありがとう8000系Finalツアー」の列車の運行をもって，池袋～小川町間における運行を終了しました．今回，この列車に使用された8175編成と8506編成が「鉄道コレクション」として製品化されます．

8175編成は，8000系で最後まで残った8連で，その編成に組成されていたサハ8900形は初の製品化となります．このサハ8900形を含んだ中間車の4両は，「鉄コレ東武鉄道8000系更新車8175編成中間車4両セット」として発売されます．また，中間車の妻面貫通扉の有無なども再現されます．

8506編成は東上線に最後まで残った2連で，モハ8500形とクハ8600形ともに初の製品化となります．
　どちらの編成も，小川町方のTc車はほろが付いており，方向幕は「急行 小川町」の文字が印刷されています．さらに，各種ヘッドマーク，方向幕など収録したシールが付属しています．
　別売りの「Nゲージ走行用パーツ」と動力ユニットを使用することで，Nゲージ鉄道模型として走行させることができるようになっています．