電化された鉄道が最初に敷かれた街である京都は,今ではJRと私鉄が競合しつつ都市間輸送が行なわれており,一方で,観光客の足として,車窓や列車そのものを楽しむことができるような車両や路線の整備が見られたりもしています.そして,「鉄道遺産」と呼ばれるような古い設備が現役で残っていたり,遺構として残っていたりと,さまざまな鉄道の表情を垣間見ることができます.「京都しあわせ倶楽部」として刊行された本書では,そんな京都の鉄道について,フリーアナウンサーとして関西圏を中心に活躍され,鉄道に造詣が深いことでも知られている羽川英樹氏が,独自の視点からたっぷりと語っています.沿線の観光やグルメのスポットに関する情報も盛り込まれており,鉄道をテーマとした京都の旅を楽しむ際には,本書を携帯してお出かけになることをお薦めします.
著者 | 羽川英樹 |
発行 | PHP研究所 |
仕様 | 新書判 224ページ |
定価 | 本体850円+税 |
発売日 | 2015年9月 8日 |
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