馬橋~流山間をカラフルな塗色をまとったもと西武鉄道101系の車両が行き交う流鉄線についてまとめ,徹底的に解説したもので,本書はその上巻にあたるものとなっています.今回は,流山軽便鉄道の路線として開業してから現在に至るまでの沿革,そして,施設や運行,流山軽便鉄道の車両について取り扱われています.流山軽便鉄道に関する調査には,とくに苦労されたとのことですが,そのご苦労がみごとに結実した一冊となっており,今とは大きく異なる往年のようすを詳しく知ることができます.また,ところどころにコラムが挿入されているのですが,路線の延長に関する記述を,とくに熟読してしまいました.
著者 | 白土貞夫 |
発行 | ネコ・パブリッシング |
仕様 | B5判 48ページ |
定価 | 本体1250円+税 |
発売日 | 2018年12月20日 |
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