「電車発達史研究家」として,本誌をはじめ,広く活躍されている福原俊一氏が,本書でJR四国の特急形気動車,2000系の開発における秘話を一挙に紹介しています.同系はJR四国の命運を懸けて開発が進められたわけですが,その苦闘の足跡は,同社の社員をはじめ,この当時の関係者に対して行なわれた綿密な取材を基に,本書に克明に綴られています.こうした取材は,福原俊一さんが得意とするところで,JRの車両を愛好する方にとって,見逃すことのできない一冊となっています.さらに,巻末には,JR四国の主な特急形車両にまつわる写真,平成5年3月の時点の運用図表,形式図を収録した折込みページが付いています.
著者 | 福原俊一 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 192ページ(折込み付き) |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2016年2月24日 |
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