ご自身の長い間の体験と,変わらぬ研究態度に裏付けされた花上嘉成さんによる東武鉄道の歴史の記述については,適確さをもっとも誇るものとして,今や右に出る者もありません.その花上さんが今までの著書とガラリと内容を変えてつづったのが,氏の自叙伝である本書です.全ページにわたりユーモアがあふれる筆致のなかで,ときには辛口の意見も見られて,趣味のこと,仕事のこと,広く鉄道全般のことなど,たいへん興味深く,楽しく読み進めることができます.また,貴重なカラーの写真が各所に掲載されていることも,特筆に値します.
著者 | 花上嘉成 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 232ページ |
定価 | 本体900円+税 |
発売日 | 2016年1月26日 |
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