著者は,航空関係において多数の著作および評論活動を行なっている航空アナリストです.したがって本書は,飛行機側の状況を正確に認識したうえでの「鉄道コラボ(連携)」の物語で,空港アクセス鉄道についての現状分析と将来展望はもとより,「コラボ」がち密なものになっている海外の事例,さらには,日本における鉄道と航空の競争の歴史といった,興味深い内容が並んでいます.鉄道ファンの中には,飛行機(旅客機)のファンも多いと聞きますが,そのような方はもちろんのこと,高速鉄道のことや,都市間交通のことに興味のある方にはお薦めできる一冊です. 新幹線で移動中の車内などで読むには,もってこいの書と言えるかもしれません.
著者 | 杉浦一機 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 280ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2015年10月15日 |
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