北陸新幹線が金沢まで開業して,半年あまりが過ぎました.何事にも「開業ブーム」たるにぎわいがありますが,本書は北陸を知り尽くすシンクタンク,北陸経済研究所の主任研究員である筆者が述べる,今後へ向けた地域活性化策の提言です.記事は新幹線の開業に至る動向から始まり,新幹線が与えた影響と変化,とくに石川県と富山県にある4駅における発展の方向性や,観光産業の活性化までを,全国的な視野で眺めた内容から構成されています.郷里を愛する北陸の人々に,とくに意識して読んでいただきたい一冊です.
著者 | 藤沢和弘 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 224ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2015年8月25日 |
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