著者の米山淳一さんは,鉄道遺産や歴史的建造物の保存,継承に情熱を注ぐ方で,その具体的な活動とともに,この分野の遺産をめぐって広く海外までにも旅をされるお一人です.その著者が「鉄道に乗り,駅に降り立ち,まちを歩き,酒を飲み,飯を食い,地場産品を買い,多くの皆さんと交流」をモットーとした全国43ヵ所の町歩きを紹介した本書は,『本誌2012年5月号(通巻613号)』の「車内放送」欄でご紹介した『歴史鉄道 酔余の町並み』の続編として発刊された一冊で,今回も,ユーモアと博識あふれる文章,町並みや地元の料理を紹介した数多くの写真は,鉄道愛好者を楽しい「大人の旅」に誘ってくれることでしょう.きっと,この旅の魅力にひきつけられる皆さんも多いに違いありません.
著者 | 米山淳一 |
発行 | 駒草出版 ダンク 出版事業部 |
仕様 | A5判 230ページ |
定価 | 本体2500円+税 |
発売日 | 2016年2月 1日 |
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