名古屋鉄道といえば,今も「パノラマカー」を連想される方も多いかと思いますが,実際,同社では比較的遅い時期までつりかけ駆動車が数多く活躍していました.なかには,「いもむし」こと3400系,「なまず」こと850形といったユニークな車両もあり,なつかしい限りです.本書では,これらを含めて,昭和40~60年代の名古屋鉄道における本線系ローカル列車の主役だった旧形AL車について,中部地方有数の交通ジャーナリスト徳田耕一氏により詳説されていることが,大きな特長です.列車が栄町に乗り入れる前の瀬戸線の情景を扱った章も含めて,私鉄の愛好者にはぜひお手元に置いていただきたい一冊です.
著者 | 徳田耕一 |
発行 | JTBパブリッシング |
仕様 | A5判 186ページ |
定価 | 本体1800円+税 |
発売日 | 2013年5月17日 |
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