国鉄特急形の代名詞的存在,485系の一代記です.史実をただ書き流す記述ではなく,その誕生から現在までに存在した数々のエピソードのうち,24を拾い上げ,それを物語として構成する手法は,今までになかったものです.さらに,事故や障害といった「苦」も描くことで,より485系が実感のある存在に浮かび上がっています.巻末の車両解説もユニークで,複雑な番台区分を諸元どおりに述べるのではなく「何がどう違う」というもっとも単純な解説とし,筆者の感性が生かされたものになっています.筆者は20年ほど前,本誌編集部に在籍していた梅原 淳氏です.
著者 | 梅原 淳 |
発行 | JTBパブリッシング |
仕様 | A5判 242ページ |
定価 | 本体1900円+税 |
発売日 | 2013年2月22日 |
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