人家が少なく到達が困難であった駅を「秘境駅」と命名,「秘境駅訪問家」として活躍する筆者が贈る,「秘境駅」の探訪の足がかりとなる一冊です.写真を多用した興味をそそる展開はこれまでどおりで,1ページめくるごとに「いまだにこんな駅があるのか...」という気持ちになり,ついつい最後まで読んでしまいます.つい先日,JR北海道では旅客列車の見直しと廃止する駅を発表しましたが,本書ではそれら廃止が予定されている駅の訪問記も掲載されてます.なお,すでに廃止となった駅の現状の紹介を含めて,北海道のものが約1/3を占めています.本書を読んで現地を訪問した気分になってみるのも良いでしょう.
著者 | 牛山隆信 |
発行 | 自由国民社 |
仕様 | A5判 144ページ |
定価 | 本体1400円+税 |
発売日 | 2015年12月26日 |
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