京浜急行電鉄の路線で,230形の活躍が見られなくなってから,40年もの歳月が経過しました.この40年の間に活躍した京浜急行電鉄の車両についてまとめ,一挙に解説したものが本書です.本書に掲載されている写真については,およそ35年から40年ほど前に引退した,230形,400形,500形,600形(2代目)の写ったカットを含めても,ほぼすべてがカラー写真となっており,さらに,かつて,京浜急行電鉄に勤務,列車に乗務され,京浜急行電鉄の車両などに非常に造詣の深い南雲康夫氏,園田 淳氏ならではのカットがふんだんに用いられていることは,特筆に価しましょう.また,この両氏による貴重なエピソードも惜しみなく披露されており,ここのところ急速に両数を減らしつつある800形については,細部まで取材したうえで徹底的に解説されています.京浜急行電鉄の車両に魅力を感じる方にとって,本書は見逃すことのできない一冊になっています.
発行 | イカロス出版 |
仕様 | B5判 132ページ |
定価 | 本体1500円+税 |
発売日 | 2018年10月30日 |
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