本書では,まず,昭和20,30年代に大きく進展した,日本の電車の技術開発について振り返り,さらに,帝都高速度交通営団(現,東京地下鉄)の300形,国鉄の151系など,とくに意義のある車両にクローズアップしたうえで,それぞれの技術が生まれた背景,それらの車両が後の鉄道車両に与えた影響など,徹底的に,とてもわかりやすく解説されています.本書の著者は,長年にわたり電車の発達について研究されてきた福原俊一氏で,福原氏が所蔵している貴重な資料や写真もふんだんに収録されていますので,それらにもぜひご注目ください.
著者 | 福原俊一 |
発行 | 戎光祥出版 |
仕様 | A5判 160ページ |
定価 | 本体1600円+税 |
発売日 | 2018年1月18日 |
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