まよなかのせんろ これはなかなかすてきな絵本です.最終列車が通った後の深夜に保線車両として出動するマルチプルタイタンパと,保線作業を行なう人たちの仕事を描いたもので,繊細であるなかに力強さにあふれるすばらしい筆致の絵が,この本をたいへん楽しく,魅力的にしています.大人でも愛蔵しておきたくなる一冊として,皆さんにお薦めします. 著者鎌田 歩発行アリス館仕様B5変形判 34ページ定価本体1400円+税発売日2016年11月24日購入するまよなかのせんろをamazon.co.jpで購入する 鉄道ファン2017年3月号掲載| アリス館の記事一覧