「懐かしい沿線写真で訪ねる」と銘打たれたシリーズ本の新刊で,本書は京王電鉄線の全線,全駅について取り扱ったものとなっています.京王電鉄線の駅を見てみると,大幅な改良が施されているところが多く,本書に掲載されている昭和の中期から後期までなどに撮影された写真に見られるような各駅の光景が現在のそれとは様相が大きく異なっていることも,手に取るようにわかります.また,本書に登場している車両も今となってはなつかしいものばかりで,京王電鉄線沿線に縁のある方,私鉄の愛好者などは,大いに楽しむことができる一冊だと感じました.
著者 | 矢嶋秀一 |
発行 | アルファベータブックス |
仕様 | B5判 88ページ |
定価 | 本体1850円+税 |
発売日 | 2016年4月25日 |
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