
東武博物館では,2025(令和7)年10月13日(月祝)までの間,企画展「戦時下の東武鉄道~残された文書からみえるもの~」を開催しています.
※写真:熊谷線の利根川橋梁(東武博物館提供)
開催期間 | 2025(令和7)年10月13日(月祝)まで ※月曜休館(月曜が祝日・振替休日の場合はその翌日) |
会場 | 2階 記念物・保存物コーナー |
内容 | ●2025(令和7)年は,第2次世界大戦終戦80年の節目の年にあたります.東武鉄道も1941(昭和16)年12月8日の太平洋戦争開戦時から社会情勢の変化を受け,軍需路線の敷設,輸送計画の見直し,社員の徴兵への対応などを行ないました.さらに1945(昭和20)年から本格的に始まった米軍による本土空襲では,沿線に軍需工場があったことなどから終戦間際まで繰り返し被害を受けました. ●今回の企画展では,戦中戦後に作成された東武鉄道の稟議や通達を中心に展示しています.こうした文書は断片的に残されているのみで,記録自体も終戦に近づくにつれて簡略化されていきますが,各資料を読み込んでいくことで,戦時下の東武鉄道が交通インフラを維持するために奮闘したようすや空襲被害の状況が浮かび上がってきます. ●おもな展示品 ・1942(昭和17)年度東武鉄道文書綴から「人の雇入および就職に関する心得」「建設資材特配につき陳情の件」ほか 文書類(約50点) ・米軍撮影航空写真,戦中戦後の女性従業員写真,1945(昭和20)年7月の運行整理ダイヤほか 関連資料 |
入場料 | 無料(ただし,入館料が必要です) |
■東武博物館について | |
所在地 | 東京都墨田区東向島4-28-16 |
交通アクセス | 東武伊勢崎線 東向島駅下車,すぐ |
開館時間 | 10時~16時30分(入館は16時まで) |
休館日 | ●毎週月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合はその翌日) ●年末年始(12月29日〜1月3日) |
入館料 | ●おとな...交通系電子マネー:200円,現金:210円 ●4歳から中学生...100円 |
ご案内 | 企画展「戦時下の東武鉄道~残された文書からみえるもの~」開催中(東武博物館のページ) |