鉄道博物館で「越境のドラマ!〜峠を越える鉄道の物語〜」開催|鉄道イベント|2013年9月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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鉄道博物館で「越境のドラマ!〜峠を越える鉄道の物語〜」開催

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2013年9月16日掲載

鉄道博物館では「越境のドラマ!〜峠を越える鉄道の物語〜」を2013(平成25)年10月12日(土)から2014(平成26)年1月13日(月祝)まで開催します.
 碓氷峠をはじめ,東京と各地を結ぶために建設された山越え路線の歴史や,鉄道が開通したことによる地域の変化,山を越えるためのさまざまな技術的工夫について紹介し,建設時や開業後の様子など「越境のドラマ」をたどります.

■越境のドラマ!〜峠を越える鉄道の物語〜
会期 2013(平成25)年10月12日(土)〜2014(平成26)年1月13日(月祝)
会場 鉄道博物館2階 スペシャルギャラリー1・2
おもな展示内容 ●信越本線,上越線のあゆみ
 信越本線は,当初は東京と京都を結ぶために計画された路線でしたが,地形が険しく当時の技術では建設が困難で,東京と長野県や新潟県,さらに日本海側各地を結ぶ路線へと計画を変更して建設され,1893(明治26)年に高崎から直江津までが開通しました.横川—軽井沢間の碓氷峠を越えるためにアプト式を採用しましたが,輸送力が低くその維持に苦闘を繰り返すことになります.また上越線は碓氷峠の輸送力不足を解消するため,群馬・新潟県境の谷川岳に長大トンネルを建設することで克服し,1931(昭和6)年に高崎—宮内間が全通し,信越本線に代わる輸送の動脈となりました.両線を中心とした山越え路線のあゆみを紹介します.
●峠にいどむ車両
 山越え区間は急勾配となるため,輸送力を確保するために通常の機関車のほかに専用の補助機関車が使用されました.これらの機関車は峠を上り下りするためのさまざまな装備が取り入れられています.これらの峠にいどむ峠越えの専門機関車(峠のシェルパ)たちを紹介します.
●パーミルの世界
 坂道に弱い鉄道は,山を越えるために路線の選定や線路配置にさまざまな工夫を凝らし,できる限りゆるやかな勾配で峠を越えようとしました.そうした数々の山を越える技術について,お子さまから大人までが体験して理解できる体験展示をまじえて紹介します.
■鉄道博物館について
所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
交通 JR大宮駅からニューシャトル「鉄道博物館駅」下車,徒歩1分
※詳しいアクセス方法は,鉄道博物館のページをご覧ください.
入館料金 一般1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円
※団体料金など,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
開館時間 10時〜18時(入館は17時30分まで)
休館日 毎週火曜日および年末年始
※春休み,夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は,開館する場合があります.
※休館日について,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
ご案内 鉄道博物館WEBサイト