JR東海では,訪日外国人の利用客の利便性向上を図るため,2018(平成30)年3月以降,在来線駅に駅ナンバリングを順次導入すると発表した.
導入されるのは,「TOICA(トイカ)」エリアを中心とする170駅(2019年春に「TOICA」を導入予定の駅と,熱海,国府津,米原を含む)および訪日観光で人気の高い,中央本線と高山本線の6駅(南木曽,上松,木曽福島,下呂,高山,飛騨古川)の合計176駅.
ナンバリングは,路線ごとに設定する路線記号(アルファベット2文字)・路線カラー,および駅ごとに設定する駅番号(数字2桁)を組み合わせたもので,路線記号は東海道本線はCA(熱海CA00〜米原CA83),御殿場線はCB(国府津CB00〜沼津CB18),身延線はCC(富士CC00〜西富士宮CC07),飯田線はCD(豊橋CD00〜豊川CD05),武豊線はCE(大府CE00〜武豊CE09),中央本線はCF(名古屋CF00〜木曽福島CF30),高山本線はCG(岐阜CC00〜飛騨古川CG28),太多線はCI(美濃太田CI00〜多治見CI07),関西本線はCJ(名古屋CJ00〜亀山CJ17)となる.
このナンバリングは,駅構内のホーム上の駅名サイン,路線図(改札口,きっぷうりば)や,列車内(一部の車両を除く)の路線図,英字テロップに使用される.
写真:ホーム上の駅名サインイメージ(JR東海のニュースリリースから)