JR東日本では,武蔵小杉駅について混雑緩和工事に着手すると発表した.
現在,同駅の新南改札では,平日朝のラッシュ時に,駅へ入場待ちをする乗客の列が発生しているほか,南武線2番線(下り)ホームについても,北改札から横須賀線を利用する乗客が同南武線ホーム上を通行することから,南武線利用者との間での混雑が発生している状況である.
新南改札では,現在の改札の向かい側にあったATM跡地に,朝ピーク時(平日7時~9時)のみ利用可能な入場専用臨時改札とエスカレータの設置工事を行なう.入場専用臨時改札は2通路でICカード専用となるほか,エスカレータは上り専用の1基を新設する.
また,南武線2番線(下り)ホームについては,さらに通行スペースを確保できるように,ホーム幅員の一部を拡幅する工事に着手する.拡幅区間はホーム部分の約50mで,最大約1m拡幅(有効幅は最大約750mm拡幅)となり,この工事により,ホーム幅員は約5mから約6mに広がる.
いずれも,2018(平成30)年春の供用開始を目指している.
写真:JR東日本横浜支社のニュースリリースから