鉄道ファン2024年6月号(通巻758号)
『鉄道ファン』2024年6月号
2024年4月19日発売
定価1250円(税込)

鉄道アーカイブシリーズ 中央本線の車両たち 里線篇 東京〜高尾

中央本線の車両たち

平成10年ごろから最近までに中央本線東京〜塩尻間を走行した車両を収録したもので,201系,103系,301系,205系,183系,189系,115系,253系,E257系,E351系などが登場しています.このうち,201系については,中央快速線における活躍のようすが,中央特快,青梅特快,通勤快速など,さまざまな列車種別,運用の形態とともに,T編成,H編成の別に,紹介されています.また,同系については,中央総武緩行線用の車両も収録されています.同線の車両は,ほかにも103系,205系,そして帝都高速度交通営団(東京地下鉄)東西線との乗入れ運用に使用された103系,301系の映像があります.183系ならびに189系の映像は,特急“あずさ”“かいじ”の運用に充当されたときの姿で,あずさ色の車両,国鉄特急色に戻されたM5編成,M9編成,国鉄の特急のシンボルマークが復活したM8編成,臨時列車の運用に充当された幕張車両センター(幕張電車区)のC編成の映像があります.そして,豊田車両センター,大宮総合車両センター,田町車両センター,長野総合車両センター,幕張車両センターの車両がホリデー快速や快速“むさしの”,臨時列車や団体列車として走行している光景を観ることもできます.169系は,三鷹車両センターに所属していた車両によるホリデー快速,快速“むさしの”,165系は「パノラマエクスプレスアルプス」や上沼垂運転区(現,新潟車両センター)の車両による“懐かしの急行かわぐち”のようすなどが収録されています.115系については,豊田車両センターに所属した横須賀色の車両による立川以西の普通列車,および快速“むさしの”の運用に就いた際の映像や,松本車両センターの編成による普通列車の映像があります.JRの世代の車両である253系,E257系,E351系については走行の光景が収録され,団体列車,臨時列車,配給列車で走るさまざまな車両の映像も鑑賞することができます.
 この作品は,1990年代から現在に至るまでに活躍した国鉄形車両を中心に,一部,JRの近年の新形車両なども含めたかたちで,さまざまな車両の足跡を,路線や形式ごとに,その走行の光景で紹介するシリーズのものです.

収録時間約185分
発売アネック
価格3619円+税
発売日2016年3月25日
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