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特集 新幹線最前線2025
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東武野田線に新形車両「80000系」を導入

東武野田線に新形車両「80000系」を導入

▲80000系のエクステリアイメージ

東武鉄道は,東武野田線(東武アーバンパークライン)に新形車両80000系を導入すると発表した.

東武野田線に新形車両「80000系」を導入

▲80000系のインテリアイメージ

 80000系は,東武グループが目指す「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に,子育て世代に優しい車両をコンセプトとする.
 2025(令和7)年春から,5両編成25本(125両)を導入し,全25編成のうち18編成については4両を新造し,1両は60000系を5両編成に改造する際に余剰となる車両を活用することで5両編成とする.
 エクステリアはアーバンパークラインの車両であることが一目でわかるように,現行60000系で採用した「フューチャーブルー」と「ブライトグリーン」のカラーリングを基調とし,先頭形状はエッジを際立たせることで先進性を表現する.

東武野田線に新形車両「80000系」を導入

▲「たのしーと」部 側面グラフィック

 インテリアは「リビング」をテーマとし,乗車した瞬間に気持ちが安らぐような落ち着いた客室空間を表現する.こども連れが車内で快適に過ごせるよう,全編成の一部に「たのしーと」を設定する.子供部屋をイメージしたわくわくする内装を施すとともに,ベビーカー利用者が隣で座れる構造とする.また,車内に防犯カメラを設置し,安心して利用できる環境を提供する.

東武野田線に新形車両「80000系」を導入

▲「たのしーと」部 車内イメージ

 環境面においては,本格搭載としては民鉄初となる同期リラクタンスモータを採用した車両推進システム「SynTRACS®」およびリチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステムを搭載する.これにより,消費電力が現行の8000系と比較して40%以上削減され,高い省エネ性能と低騒音性により,環境負荷低減を実現する.

画像はいずれも東武鉄道ニュースリリースから

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