▲自動改札機顔認証用カメラのイメージ
JR九州は,2026(令和8)年11月から12月(予定)にかけて,同社社員を対象に,「顔認証改札」の実証実験を実施すると発表した.
これは,実用化に向けた検証として,博多駅に設置されている既存の自動改札機を活用して行なわれるもの.
実証実験では,歩行中における顔の特徴点の検出精度や,マスク着用・照度変化が与える影響,通過時の応答速度などの認証精度および処理速度の検証を行なう.あわせて,既存の改札機に顔認証用カメラを設置した際の,システム連携や機器動作の安定性確認も実施される.
▲顔認証用カメラの設置箇所と撮影範囲
対象となる自動改札機は,博多駅構内の計5通路であり,中央改札口の入場2号機と出場9号機,北改札口の入場2号機と出場8号機,アミュプラザ改札口の出場4号機が選定された.
顔認証技術は日本電気(NEC),顔認証改札機や改札判定システムは日本信号,顔認証登録システムはJR九州システムソリューションズ,導入工事はJR九州エンジニアリングがそれぞれ協力する.
取得した画像データについては,顔認証精度の検証や技術改善の目的にのみ使用され,実験終了後は速やかに削除するなど厳重に管理される.あわせて対象改札機付近には案内表示が掲出され,撮影範囲外での顔認証や画像データの取得は行なわないとしている.
JR九州では,今回の実証実験で得られた結果や課題をもとにシステムの検証・改善を行ない,今後の新しいサービス展開に向けた検討を進めていくとしている.
画像はすべてJR九州提供













