鉄道ファン2026年11月号(通巻787号)
『鉄道ファン』2026年11月号
2026年9月18日発売
定価1300円(税込)

JR西日本,新たな多機能鉄道重機2機種を営業線へ導入

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JR西日本,新たな多機能鉄道重機2機種を営業線へ導入

▲重作業用単腕型ロボット

JR西日本は,鉄道設備のメンテナンスにおける安全性や生産性の向上を目指し,新たに「重作業用単腕型ロボット」と「量産型人型ロボット」の2機種の多機能鉄道重機を営業線へ導入することを発表した.

 JR西日本グループでは,技術・業務改革の一環として2024(令和6)年7月に多機能鉄道重機「ZIZAI(じざい)」を導入し,現場での活用を進めてきた.今回導入されるのは,そのラインナップに加わる新たな2機種となる.
 「重作業用単腕型ロボット」は,高所作業車のデッキ上に単腕型ロボットを搭載し,最大120kgの把持を可能にすることで人と協働しながら重量物作業をアシストするもので,2026(令和8)年10月から使用を開始する.
 「量産型人型ロボット」は,すでに導入されている人型ロボットに対して小形・軽量化やブーム長さの延長などの改良を施したものであり,線路沿線の支障木伐採を対象に活用され,2026(令和8)年11月から使用を開始する.

JR西日本,新たな多機能鉄道重機2機種を営業線へ導入

▲量産型人型ロボット

 新しい多機能鉄道重機の導入により,高所作業の機械化による墜落や感電といった労働災害の防止が図られるほか,改良されたロボットの導入による作業性の向上がもたらされ,作業に要する人手の約3割減少を目指す.
 あわせて,ロボットとの協働による作業員の負担軽減を通じて,性別や年齢によらず多様な人財が作業に従事できる環境を創出するほか,支障木伐採の更なる推進によって安全・安定輸送の実現につなげる.
 今後は,適用できる作業の拡大や専用工具の開発を継続して対象工事の拡大を目指すとともに,鉄道で培った技術やノウハウを生かしてインフラメンテナンスへの貢献を目指す.

画像はすべてJR西日本提供

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