
川崎車両は,自社が開発した電気式気動車「GreenDEC®(グリーンデック)」が2026年度の「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した.
「GreenDEC®」は,地域の鉄道公共交通の維持・発展と非電化鉄道のカーボンニュートラル化の両立を目的に開発された新しい標準形電気式気動車.
車両の老朽化や部品調達の難航,少子高齢化,脱炭素化といった地域鉄道が抱える多様な課題に対応するため,事業者が広く共通して利用できる仕様・デザインを採用し,一般的な電車との部品共通化や保守作業の効率化を図っている.あわせて,水素駆動など将来のクリーンな動力源への置き換えを見据えたプラットフォーム設計を取り入れている点も大きな特徴である.
審査においては,こうした汎用性の高さや,地域課題に向き合った地域目線でのものづくりが高く評価され,受賞に至った.
なお,「GreenDEC®」はすでに複数の地域鉄道事業者で導入されており,静岡県の天竜浜名湖鉄道では「THG100形」として,福岡県の甘木鉄道では「ARe500形」として,2026(令和8)年春から営業運転を開始している.
画像はすべて川崎重工ニュースリリースから













