写真:阪急電鉄2000系 編集部撮影 平井車庫にて 2025-1-18(取材協力:阪急電鉄)
阪急電鉄は,全線の営業車両における中づり広告の掲出を2027(令和9)年4月4日(日)をもって終了すると発表した.
中づり広告はこれまで,商品やサービス,イベント,沿線情報などを伝える媒体として活用されてきた.しかし,スマートフォンやデジタルメディアの普及による情報取得手段の変化や,車内での過ごし方の多様化にともない,より落ち着いた移動空間を期待する声が高まっているとして,中づり広告を廃止し,車内の見通しと開放感を高めることで,乗客により快適で心地よい空間を提供する.
阪急電鉄では,二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル運行」や省エネルギー化などを進めている.中づり広告の終了により,制作時の紙資源や印刷資材の削減が見込まれることから,今回の取組は環境負荷の低減にも寄与するとしている.2025(令和7)年度の実績をもとにした試算では,年間約83万枚の中づり広告に相当する紙資源の削減効果が期待されている.
なお,他社からの乗入れ車両は対象外となる.
一部画像は阪急電鉄提供













