JR東日本は,築78年を迎え,老朽化が進んでいる釜石線の小佐野駅について,建設用3Dプリンターを活用した建替え工事を実施すると発表した.
建設用3Dプリンターによる駅舎の施工はJR東日本管内で初めてであり,建設現場に3Dプリンターを設置し,現地で直接造形する施工方法は駅舎では日本初の試みとなる.今回の工事を通じて,デジタル技術によるデザイン性向上や自動化による施工品質の平準化,省人化など,鉄道建築における新たな施工方法の可能性を検証する方針.
新駅舎は釜石の山間部と海辺をつなぐ位置特性を考慮し,「山から海へ流れる風のみち」をデザインコンセプトに,風を感じられるような外壁の表情を計画している.鉄筋コンクリート造の平屋建てで,延べ床面積は約7.5平方メートルとなる.
今後は,2026(令和8)年10月に工事へ着手し,同年10月中旬ごろに仮設通路への切替を予定している.その後,2027(令和9)年3月に新駅舎の利用を開始する予定.
画像:新駅舎イメージ(JR東日本ニュースリリースから)
※画像は完成イメージです.実際の仕上がりと異なる場合があります.













