鉄道ファン2026年11月号(通巻787号)
『鉄道ファン』2026年11月号
2026年9月18日発売
定価1300円(税込)

「Les Saveurs 志摩」が近鉄名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線で試運転を実施

「Les Saveurs 志摩」が近鉄名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線で試運転を実施

近畿日本鉄道では,2026(令和8)年9月15日(火),19400系「Les Saveurs 志摩」(4両編成)が,日中から夕刻にかけて名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線を往復走行する姿が見られました.今年2026年11月からの営業運転に備えて乗務員,関係社員の習熟・訓練などを実施しているものと思われます.
 19400系「Les Saveurs 志摩」は,「美食が誘う、優雅な列車旅」をコンセプトに,近鉄名古屋—賢島間を結ぶ新しい観光列車として12400系「サニーカー」から改造・製作されました.列車名の「Saveurs」は,「味わい」,「風味」を表すフランス語で,三重・伊勢志摩の多様な食材が織りなす奥深い味わいをイメージしたほか,車体デザインは「志摩の美しい海や白砂,太陽が醸し出す爽やかな開放感を,深みのある青と光を感じる白」で表現,深みのある「青のメタリック塗装」に気品ある「ゴールドライン」をあしらい,上質な装いに仕上げているとのことです.
 また,ロゴマークは,海の幸を取り入れたフレンチを提供する列車として,リアス式海岸(スペイン語で「入り江」を意味する単語「リア」の複数形「リアス」に由来し,狭く,入り込んだ複雑な地形で構成された海岸)の風景を象徴的に表現するとともに,円い外形で志摩の太陽や,車内で提供される料理の「お皿」もイメージしており,「景色を眺め,料理を味わい,大切な人と過ごす伊勢志摩への旅」を満喫できるようにとの想いが込められています.

写真:宇治山田にて 2026-9-15
投稿:志摩 敬

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