
▲チョンブリ駅(タイ)発車前のようす
JR貨物は,タイ王国とラオス人民民主共和国の間において,同社として初となる国境を跨ぐ貨物鉄道の試験輸送を実施したと発表した.
▲チョンブリ(タイ)—タナレーンドライポート(ラオス)間の地図
同社は2021(令和3)年9月にバンコク駐在員事務所を開設し,タイを起点とした海外事業展開の可能性を検討してきた.今回の試験輸送は,タイ国鉄とラオス国鉄が運行する貨物列車を活用し,越境貨物鉄道輸送における実務,通関業務,輸送品質の維持,リードタイムなどのオペレーションを検証する目的で行なわれた.
同社は国内で培った貨物鉄道輸送の運営ノウハウを活かし,東南アジア諸国などにおいて荷主や物流事業者が利用しやすい鉄道輸送サービスのプラットフォームを提供する事業展開を検討している.
試験輸送は2026(令和8)年6月15日(月)から22日(月)にかけて実施された.輸送区間はタイのチョンブリからラオスのタナレーンドライポート間(約650km)の往復で,40フィートコンテナ3本が使用された.
▲タナレーンドライポート駅(ラオス)到着のようす
運行にあたっては,現地の日系フォワーダーであるSANKYU-THAI CO., LTD.,SIAM NISTRANS CO., LTD.,NIPPON EXPRESS LOGISTICS (THAILAND) CO., LTD.の3社が協力企業として参加している.
JR貨物は今後,本試験で得られた知見を踏まえ,タイをはじめとした東南アジア諸国などにおける貨物鉄道輸送事業の検討を進める.あわせて,貨物駅や倉庫を結節点とし,さまざまな輸送モードを組み合わせた総合物流サービスの可能性についても検討を進めるとしている.
画像はすべてJR貨物ニュースリリースから













