▲「赤い星」エクステリア(JR北海道ニュースリリース・2025年8月4日発表分から)
JR北海道は,沿線地域とともに北海道を活性化する「スタートレイン計画」について,新たな観光列車「赤い星」・「青い星」の各区間における列車名称と,「赤い星」の札幌—網走間における運行概要を発表した.
▲1・3号車のボックス席(左)と3号車のセミコンパートメントのイメージ
「赤い星」編成において,札幌—網走間(石北線経由)での運行では,札幌発網走行きを「赤い星 オホーツクの風」,網走発札幌行きを「赤い星 雪華(せっか)の風」とする.「オホーツクの風」はかつてキハ183系「ノースレインボーエクスプレス」で運行されていた“流氷特急オホーツクの風”の系譜を踏まえた名称であり,「雪華の風」は運行時期の冬をイメージした「雪」とラグジュアリーさをイメージした「華」をあわせた名称である.
▲4号車の5人用・6人用個室(左)と2人用個室のイメージ
釧路—知床斜里間での運行では,釧路発知床斜里行きを沿線の見どころである釧路湿原に由来する「赤い星 湿原のいぶき」とする.知床斜里発釧路行きは,沿線の斜里岳に由来する「山麓」と運行時期が日本一遅い春の訪れから道東の短い夏の初めまでの「めぶき(芽吹き)」の季節(4月~7月)であることから,それらを組み合わせた「赤い星 山麓のめぶき」とする.
▲「赤い星 オホーツクの風」(札幌発網走行き)の運行時刻
札幌—網走間は,全車グリーン車指定席で運行される.2027(令和9)年2月・3月の運行において,往路の「赤い星 オホーツクの風」は月曜・水曜・土曜を中心に運行する.札幌を9時7分ごろに出発したのち,旭川・愛別・遠軽・北見・女満別を経由して網走には15時59分ごろに到着する.車内では,旭川市「花月会館」の山下料理長が調理する地元食材を用いた日本料理のランチが提供される.
▲「赤い星 雪華の風」(網走発札幌行き)の運行時刻
復路の「赤い星 雪華の風」は火曜・木曜・日曜を中心に運行する.網走を10時ごろに出発したのち,美幌・北見・遠軽・上川・当麻・旭川を経由して17時22分ごろに札幌へ到着する.車内でのランチは,北見市「寿司割烹 粋里」(店主・遠藤均氏)によるお弁当が提供される.
両列車ともに車内でランチタイムが設けられるほか,2号車のラウンジカーでは有料イベントも開催される.
▲「赤い星」の運行日
乗車プランには「ランチプラン(乗車+ランチ)」と,乗車日の1ヵ月前から販売される「乗車のみ」の2種類が用意される.大人1名あたりの片道予定価格は,1・3号車のボックス席と3号車のセミコンパートメントのランチプランで3万9000円,乗車のみが2万3340円となる.4号車に設けられる個室は部屋単位での販売となり,定員利用時の1名あたり価格は5人用・6人用個室が5万円,2人用個室が10万円となる.なお,2人用個室を1名で利用する場合の総額は15万4000円となる.
これらの金額には,今後届出予定のグリーン料金が含まれており,ランチプランの一部は旅行会社が企画・実施する宿泊形旅行商品としても販売される.詳しいメニューやラウンジカーでのイベント内容については,決まり次第順次発表される.
▲「青い星」エクステリア(JR北海道ニュースリリース・2025年8月4日発表分から)
「青い星」編成については,旭川—富良野間で運行する列車を「青い星 丘のいろどり1〜4号」と命名した.これは沿線の「ファーム富田」や「白金青い池」などの景色を反映したものである.
網走—知床斜里間で運行する列車は,2017(平成29)年から同区間で運行されてきた「流氷物語号」の名称を継承し,「青い星 流氷物語1〜4号」として運転する.
なお,「赤い星」編成の釧路—知床斜里間と「青い星」編成の運行時刻の詳細は,決まり次第順次発表される.
一部画像はJR北海道ニュースリリース・2026年6月23日発表分から












