鉄道ファン2026年8月号(通巻784号)
『鉄道ファン』2026年8月号
2026年6月19日発売
特別定価1400円(税込)

JR西日本,500系と923形3000番代「ドクターイエロー」の引退時期と関連企画を発表

JR西日本500系7000番代

写真:JR西日本500系7000番代  松本洋一撮影  新山口—厚狭間にて  2009-2-8

JR西日本は2026(令和8)年,老朽化にともない2027(令和9)年を目途に引退することを公表していた「500系」と923形3000番代「ドクターイエロー」(T5編成)について,具体的な運行終了時期と各種企画の内容を決定したと発表した.

 500系は,2027(令和9)年1月13日(水)に定期列車としての運転を終了する.定期列車の運転終了後は臨時列車などでの運行を行ない,同年7月に営業運転を終了する予定である.なお,車両運用の都合などにより,一部区間で定期列車に充当する場合がある.

JR西日本 923形3000番代「ドクターイエロー」

写真:JR西日本923形3000番代「ドクターイエロー」  編集部撮影  博多総合車両所にて  2005-4-25(取材協力:JR西日本)

 「ドクターイエロー」は,2027(令和9)年1月に検測運転を終了する.イベント時の運行を除き,最終運行日を含めた検測運転の計画は公表されない.これらの予定はいずれも現時点の予定であり,大規模なダイヤ乱れなどが発生した場合に変更される可能性がある.

JR西日本,500系と923形3000番代「ドクターイエロー」の引退時期と関連企画を発表

▲キービジュアルと記念ロゴ

 両車両とも引退記念ロゴとキービジュアルを制作し,宣伝物になどに掲載される.また,2026(令和8)年7月以降に準備ができ次第,一部の500系の1・7号車車体側面と,T5編成の1・7号車先頭部扉の窓に掲出される.
 引退にともなうイベントとして,2026(令和8)年7月から2027(令和9)年1月にかけて各種の旅行商品やプランの実施も予定されている.
 走行中のドクターイエロー車内を見学できるプランや,500系での夜行仕立ての特別運行,博多総合車両所の車内見学ツアー,500系V4編成の営業運転ラストラン企画,東京から博多まで乗車できるドクターイエローの体験乗車,走行するT5編成に乗車できる最後の機会となる企画などを,一部のツアーではJR東海とも連携しながら順次展開する.

JR西日本,500系と923形3000番代「ドクターイエロー」の引退時期と関連企画を発表

▲発売される記念商品の一部(ピンバッジセット)

 2026(令和8)年7月7日(火)からは,引退公式ビジュアルのデザインを使用した限定グッズも発売する.
 ピンバッジセットやクッション,ポスター,クリアファイルなど多彩なアイテムが用意され,2026(令和8)年秋ごろには「TOMIX製貨車・コム1形」の発売も予定されている.
 上記の商品は,京都鉄道博物館や一部の駅ナカ店舗,公式通販サイトなどで販売される.また,7月下旬以降には公式通販サイトで,500系の廃車発生品(数量限定)の販売も予定さていれる.

JR西日本,500系と923形3000番代「ドクターイエロー」の引退時期と関連企画を発表

▲発売される記念駅弁の一部(左:淡路屋/右:まねき食品)

 沿線の駅弁事業者との協力のもと,2026(令和8)年7月1日(水)以降,引退記念弁当も順次発売される.淡路屋,まねき食品,三好野本店,浜吉,広島駅弁当,博多松栄軒といった各社から,500系や「ドクターイエロー」をテーマに趣向を凝らしたオリジナル弁当や記念重が幅広く展開される.
 なおJR西日本では,500系と「ドクターイエロー」の引退にあわせて特設WEBサイトを開設し,車両情報や各種企画について順次案内する.

一部画像はJR西日本ニュースリリースから

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