
▲工事完成後のイメージ(案)
JR貨物は,同社の車両メンテナンス拠点である広島車両所の大規模改修工事を実施すると発表した.
広島車両所は,敷地面積は約8万平方メートルで,JR貨物が所有する機関車や貨車の全般検査(車両全体を分解する定期検査)を担う拠点である.EF210形,EF510形,DD200形式,コキ100系などのメンテナンスが行なわれている.
1943(昭和18)年3月の操業開始から80年以上が経過し,建物や設備などの老朽化が進んでいる.そのため,建物の建替えを含む全面的な改修工事を実施し,労働環境の改善や作業効率の向上を通じてメンテナンス体制を強化する.
操業当時のレイアウトを継続して使用してきたため,現在のメンテナンス工程における作業効率化が課題となっていたことから,施設自体の老朽化への対応と,安全・安定輸送の維持および継続を図るため,今回の全面改修が決定した.
▲改修計画イメージ(レイアウト案)
改修工事は,車両メンテナンスの機能を継続しながら,解体,新築,移設を段階的に実施して進められる.
設備や機器の更新,作業環境の整備による安全性・快適性の向上,施設レイアウトの改善による作業動線の集約し,現在の「第1主棟」から「第5主棟」などに分かれた配置から,新設される「A棟(総合事務所・車体棟)」や「C棟(車両棟)」などへ配置を変更する.
工事期間は,2026(令和8)年から2035(令和17)年までの予定.
画像はすべてJR貨物ニュースリリースから












