鉄道ファン2026年7月号(通巻783号)
『鉄道ファン』2026年7月号
2026年5月21日発売
特別定価1400円(税込)

JR東海,高山本線 杉原—猪谷間の運行を5月30日から運転再開へ

JR東海キハ25形2次車

写真:JR東海キハ25形2次車  編集部撮影  美濃太田車両区にて  2014-9-19(取材協力:JR東海)

JR東海は,橋りょうの洗掘被害により3月18日(水)から運転を見合わせていた高山本線の杉原—猪谷間について,復旧作業の進ちょくにともない5月30日(土)の始発列車から運転を再開すると発表した.

 同区間では,3月17日(火)に行なわれた第2宮川橋梁の検査において,6本ある橋脚のうち1本で洗掘の進行が確認された.洗掘進行による列車運行への影響を防ぐため,翌18日(水)の始発列車から杉原—猪谷間の運転を見合わせ,応急復旧工事が進められていた.
 現場は道路からのアクセスが悪く急峻な地形で,重機の搬入路などの整備を要するほか,河川の流速が速いため川の流れを緩やかにする措置にも期間を要すると想定されていたが,復旧作業の結果,運転再開の見込みが立った.
 運転再開にともない,現在実施している杉原—猪谷間のバス代行輸送は5月29日(金)をもって終了する.また,同区間を含む特急“ひだ”の指定席特急券および自由席特急券の発売は,5月29日(金)の営業開始時刻から再開される.なお,運転再開後の5月30日(土)と5月31日(日)の2日間に限り,一部の列車で運休や運転両数の減少が発生する.

JR東海HC85系量産車

写真:JR東海HC85系量産車  編集部撮影  名古屋車両区にて  2022-5-20(取材協力:JR東海)

 全線での運転再開の見込みが立ったことから,不通の影響により未定とされていた夏季(7月1日〜9月30日)の臨時特急列車の運転計画も発表された.
 高山本線の特急“ひだ”については,臨時列車として,下りの高山行き“ひだ81号”(名古屋10:18発高山行き)と“ひだ83号”(名古屋13:38発)を設定する.上りの名古屋行きでは,“ひだ82号”(高山14:00発)と“ひだ84号”(高山17:33発)を設定する.おもな運転日は,7月18日(土)から20日(月祝)と8月8日(土)から16日(日),9月19日(土)から23日(水祝)を予定している(“ひだ83号・84号”は9月19日から23日のみ).
 特急“南紀”については,下りの紀伊勝浦行き“南紀81号”(名古屋8:51発)と“南紀83号”(名古屋16:43発)を設定する.上りの名古屋行きは,“南紀82号”(紀伊勝浦13:38発)と“南紀84号”(紀伊勝浦14:29発)を設定する.運転日は,7月15日(水)と8月8日(土)から9日(日)・15日(土)・16日(日),9月19日(土)から23日(水祝)などとなっている.これらの臨時列車の指定席は,乗車日1ヵ月前の10時から発売を開始する.
 このほか一部の定期列車においては,利用状況にあわせて車両数を増やす.お盆期間の8月7日(金)から16日(日)までと,シルバーウィーク期間の9月18日(金)から23日(水祝)までについては,着席機会を増やすため,対象列車を全席指定席(自由席設定なし)として運行する.
 詳しくは,JR東海ニュースリリースに掲載されている.

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