鉄道ファン2026年5月号(通巻781号)
『鉄道ファン』2026年5月号
2026年3月21日発売
定価1300円(税込)

東急電鉄,「3D式障害物検知装置」の設置100%を達成

東急電鉄 5050系4000番代

写真:東急電鉄5050系4000番代  編集部撮影  長津田検車区にて  2011-5-3(取材協力:東急電鉄)

東急電鉄は,東急線全134ヵ所の踏切において「3D式踏切障害物検知装置」への置換を完了したと発表した.

 2021(令和3)年7月の時点で,世田谷線とこどもの国線を除く全踏切において,レーザ式または3D式のいずれかによる検知装置の設置を一度完了させていたが,その後もより検知精度の高い3D式への更新を順次進めており,2026(令和8)年3月4日(水)にすべての置換が完了し,全設置場所における3D式への統一を達成した.

東急電鉄,「3D式障害物検知装置」の設置100%を達成

 踏切障害物検知装置は,踏切内で自動車などが立ち往生した際にセンサが検知し,接近する列車の運転士に異常を知らせる信号を送る装置である.今回導入が完了した3D式は,踏切全体を検知範囲とすることが可能なため,従来のレーザ式に比べて検知精度が上がり,踏切の安全性がより向上する.
 レーザ式では地面に近い高さの検知が困難であったのに対し,3D式は空間全体を捉えることが可能となった.また,レーザ式が線路内に10台のセンサを必要としたのに対し,3D式はわずか1台で検知が可能なため,維持管理における負担軽減につながるとしている.

一部画像は東急株式会社提供

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