
広島電鉄は,2026(令和8)年3月28日(土)の「循環線」開業にあわせて,ダイヤ改正を実施すると発表した.
新系統「循環線(系統番号:L)」は,市内中心部を周回するルートとして設定する.広電本社前を起点とし,皆実町六丁目方面へ向かう「内回り」と紙屋町方面へ向かう「外回り」の2ルートを,観光客の多い10〜16時の時間帯に運行する.
これにともない,2025(令和7)年8月から休止していた的場町・段原一丁目の両停留場を再開するほか,比治山下が新たに乗換指定停留場に追加される.なお,3月上旬から,新設区間である稲荷町—比治山下間を中心に車両の試験運転を開始する予定.
循環線が観光客や地域住民に親しまれることを目指し,2026(令和8)年5月以降に特定の車両について事前に運行ダイヤを公開し,循環線で定期運行を行なう.これにより,被爆電車や他都市からの移籍車両を含む多様な車両を現役で運行することで,「走る電車の博物館」とも呼ばれる広電ならではの,新たな楽しみ方を提供する.
写真:広島電鉄5200形 松本洋一撮影 荒手車庫にて 2019-3-14(取材協力:広島電鉄)
広島駅前大橋ルートの開業による乗降客増加を受け,広島駅発着便を中心とした輸送力の増強を図る.1号線では平日朝ラッシュ時の大形車両による運行を現行の20本から26本へ増便するほか,土休日の日中時間帯においても運行本数と大形車両の投入を拡大する.5号線では平日・土休日の早朝時間帯に増便し,始発時刻を14分繰り上げることで,新幹線や広島空港リムジンバス,フェリーとの接続を改善する.
これまで実証運行をしてきた1号線の「快速便」を本格運行へ移行し,新たに2号線でも快速便の運行を開始する.これにより快速便は計4本に倍増し,銀山町・胡町・立町の各停留場を通過することで,広島駅—紙屋町東間の所要時間を現行の10分から9分に短縮する.
このほか,観光客への案内を明確にするため,本通停留場に副名称<平和記念公園東>を導入する.2号線の広電西広島—広島駅間では,早朝の一部の便(平日:始発便から2本、土休日:始発便から4本)において,ワンマン運行を実施する.
一部画像は広島電鉄ニュースリリースから













