鉄道ファン2026年2月号(通巻778号)
『鉄道ファン』2026年2月号
2025年12月19日発売
特別定価1400円(税込)

伊予鉄道・伊予鉄バス,4月1日に運賃改定を実施

伊予鉄道7000系

写真:伊予鉄道7000系  松本洋一撮影  古町車庫にて  2025-2-21(取材協力:伊予鉄道)

伊予鉄道と伊予鉄バスは,国土交通省四国運輸局に対し,鉄道・軌道事業と一般路線バスの旅客運賃上限変更認可申請を提出したと発表した.

 改定予定日は2026(令和8)年4月1日(水)としており,改定の理由としては昨今の物価高や設備投資や人材確保にともなう経費増加に対応し,持続可能な公共交通と輸送の安全を確保することを挙げている.
 鉄道・軌道事業(市内電車)においては,普通旅客運賃の現金決済額が引き上げられる.郊外電車の初乗り運賃と市内電車の均一運賃は,現行の230円から250円へと改定される.
 そのほかの対キロ区間運賃についても,5.0kmまでは20円,5.1km以上は30円の引き上げとなる.定期旅客運賃についても,通勤・通学ともにキャッシュレス決済運賃をもとに算定された新運賃が適用される.

伊予鉄道5000形

写真:伊予鉄道 5000形  松本洋一撮影  古町車庫にて  2017-9-21(取材協力:伊予鉄道)

 2024(令和6)年10月から導入されている「キャッシュレス割引20円」は今後も継続される.全国交通系ICカードや「みきゃんアプリ」などの利用者は,現金運賃から一律20円引きとなり,実質的に市内電車や郊外電車初乗り区間を現行の現金運賃と同額で利用できる.
 一般路線バスについても同様の運賃改定が実施され,初乗り運賃は現行の250円から270円に引き上げる.そのほかの対キロ区間においても,現金決済で20円から60円の範囲で値上げが予定されており,定期運賃もこれに準じて改定される.バスにおいても鉄道などと同様に,20円のキャッシュレス割引が引き続き適用される.
 今回の改定による実施運賃の平均改定率は,鉄道・軌道で6.4%,一般路線バスで8.0%となる見込みである.
 詳しくは,伊予鉄道・伊予鉄バス 共同ニュースリリースに掲載されている.

※写真はすべてイメージです.

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