鉄道博物館のC57形135号機が国鉄最後の蒸気機関車による定期旅客列車をけん引してから,今年2025年で50年にあたります.その室蘭本線225列車に乗務した機関助士を迎えた記念イベントが,2025(令和7)年12月14日(日),鉄道博物館車両ステーション1階中央 C57 135転車台で開催されました.
花束贈呈が行なわれたあとに,当時と同じC57 135の助士席に座り,転車台回転・汽笛吹鳴実演が行なわれました.このイベントは,北海道安平町の道の駅あびらD51ステーションにて,同時刻に開催される「さようなら SL50周年記念フォーラム」(北海道空知総合振興局主催,安平町共催)に協力する形で開催されました.
また,南館3階 歴史ステーション中央 時計ひろばでは「さようならSLから50年~半世紀前に蒸気機関車を追っていたあなたへ~」のミニ展示が,2025(令和7)年12月14日(日)から,会期を3期に分け開催されています.
写真家伊藤久巳氏が50年前の1975(昭和50)年12月14日(日),C57 135がけん引する室蘭本線225列車を撮影した写真と資料が展示されています.
この「さようならSLのミニ展示」は,2026(令和8)年3月2日(月)まで行なわれる予定です.
写真:鉄道博物館にて 2025-12-14
投稿:舛掛 尚則










