写真:JR北海道H100形量産車 加藤 勝撮影 苗穂運転所にて 2019-12-13(取材協力:JR北海道)
JR北海道は,特別快速“大雪”に使用されているH100形電気式気動車について,座席数の増加と座り心地の改善を施した車両の運用を開始した.
特別快速“大雪”は,2025(令和7)年3月のダイヤ改正から特急“大雪”に代わり運行され,使用車両がH100形電気式気動車に変更されている.今回の施策は,長距離移動の快適性向上を目的としており,これまで1人掛であった座席を2人掛座席に変更した.これにより,2両編成での座席定員は従来の72席から84席へ,12席増加している.
また,長距離移動の快適性をさらに高めるため,座り心地の改善も行なわれた.座布団と背ズリの構造を改善したほか,生地のデザインも「オホーツクブルー」に変更している.デザインコンセプトは,「オホーツク海」をイメージしたブルー系のカラーに,「流氷」がひしめき合うようすをイメージした模様が描かれている.
座席改善を終えた車両については,2025(令和7)年12月11日(木)から順次運用を開始している.
一部画像はJR北海道ニュースリリースから









